天よしの天丼
間口が狭く、傾いたその様に敏感に食欲を反応させてしまう私はいかがなものだろうか?
天よしと小さな看板がおりている、店先にはイワシ、メゴチなどの魚のほか大ぶりの野菜の天ぷら達が「おいでおいで」している。ちょっと躊躇したが店のオヤジさんに伺うと立ち食いで食べれるとのこと、そのまま小さな店の中にお邪魔した。
店は外見どおり傾き狭く(4人がいっぱい)お世辞にもきれいとはいいがたいが、何か粋のようなものが感じられる。
出てきた天丼はボリューム満点!これで500円とは恐れ入った。
帰り際、店を出るとき新宿の思いで横丁を思い起こした。金のない学生の頃、酔っ払いに混じりせせこましい店内で食べたラーメン・・・、不思議な感覚だった、しかし不快ではなかった。
あの頃の街の雰囲気がここ安浦にはまだ濃密に存在していた。場所:県立大学駅より国道16号への途中。
by takayuki7007 | 2004-12-14 21:05 | おいしいもの